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冒頭。

 ずっと、舐められてる。
 周りをちろちろと舐められてるかと思ってたら、今度は敏感なところを強く吸われる。そのたびに私は、ベッドの上で高い声を上げる。ガマンしてるつもりなのに、上げさせられる。
「ああ、もうっ……ふう、ふうんっ!」
 押しのけるんじゃなく、どちらかといえば押しつける感じで、私はその人の頭を両手で掴む。そうすれば舌はもっと私の場所に近づく。



 どうしよう。
 気持ち、いい。
 ダメだって思えば思うほど、私の体はおかしくなっていく。
 気持ちよくなっちゃいけない時間に。
 絡み合ってちゃいけない場所で。
 えっちしちゃいけない人と。

「ひ、はああん!……そこ、吸っちゃダメぇ……っ」
 全身が、ビリビリして。また、イッちゃったかもしれない。今日ベッドに入ってから、何度目だろう?
「いいよえみくん、君はどんどん素敵になってるね……さあ、今度は私のを、さあ」
 体を起こして、その人は私の目の前に足を投げ出して座った。口の周りが、私のいやらしい汁で濡れてて。あんなに、濡らしてる、私。
 それ以上に、私の目の前に差し出されたものが……強烈に視界に飛び込んできて。
 ひくひく、ひくひく。赤黒くて、太くて、長くて……見ているだけで、体中が熱くなる。その人は何も言わずに、私を見てニヤニヤと笑っている。
『どうすればいいか、分かるだろう……?』と。そして、私はそれを知ってる。頭の奥のほうが、焼けるくらい熱くなってる。
「は、あ……っ」
 ノドが興奮で渇いてくのに耐えられなくなって、私は息を吐き出した。顔は、唇はその赤黒いものに、ゆっくりと誘われていく。
 本当は、今日すでに何度もそれを舐めてる。数え切れないくらい。でも、それを見つめてるとまたガマンできなくなって。
 また、したい。口の中に入れて、思う存分味わいたい。

 あ。
 その人の顔を見るつもりで、たまたま視線がいった先。
 ベッドの照明しかついていないくらい部屋。そこにぼんやりと浮かんだ壁時計と、カレンダー。
 今日の、日付。
 去年までだったら、必ず赤丸つけてたはずの、日付。
 瞬間、ゾッとする。
 時計は、そんな大事な日がもう少しで終わることを知らせてた。
 私、なんで、こんなことしてるんだろ。こんな大事な日に。
 夫婦のベッドの上で、まぁくんじゃない人と、こんなこと……。



こんな感じです……(苦笑)

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ますます楽しみになりました。
実際にプレイできる日が、早く来ますように。パンパン

bearsbedさん、ありがとうございます!
完成に向けて鋭意努力中です。
もうしばらくお待ち下さいー!

待ち遠しい・・・

だいぶ前に体験版プレーしました。完成品を首を長くして待っております。今回の冒頭を読む限り,とても楽しみで仕方ありませんです(^^)。

showさん、ありがとうございます!
冒頭を読んで楽しみにして頂けるとは、作者として幸せです。
完成版、もうしばらくお待ち下さいー!

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